日本料理店“山藤” 萬(よろず)日記帳
西麻布の日本料理店“山藤”スタッフの日記や料理のワンポイントアドバイスなどをお届けします。
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2006年9月14日季節の口取り

 最近青山のいちょう並木を歩いていると、黄色く色づいた落ち葉が何枚かありました。気の早いいちょうの葉を拾い眺めていると、手のひらに秋の訪れを感じました。

 さて今回紹介する料理は季節の口取りです。右から山女の南蛮漬け、しめじとほうれん草のお浸し、胡麻豆腐。どれもサッパリとした一品です。山女は二度揚げしているので骨まで食べることができます。この山女は山形村(現岩手県久慈市山形町)の釣り名人、新井谷さんというかたから送っていただいています。新井谷さんは、山女を10匹程度釣るたびに下処理をしてクーラーボックスに保存します。そうすることにより鮮度を保ち魚のくさみをなくします。なので新井谷さんの送ってくる山女は、くさみがなく本当に美味しいのです。この美味しさは魚や魚を食する人、料理する人へのなのではないのかと、感じるようになってきた今日この頃です。

                               渋谷


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